Lin4Neuroアンケート結果

Lin4Neuroのアンケートについてご協力いただきありがとうございました。アンケート結果を公開します。コメントは随時ここに追加していきます。

  • 研究目的に限らず、ご自分が普段使用していて一番慣れているPC・OSを教えて下さい
  • 実機・VirtualBox問わず、現在、研究にLin4Neuroを使用していますか?
  • Linuxの初心者向けセミナーが開催されたら、参加したいですか?
  • Lin4Neuroをどの機器で使用したいですか?(複数選択可)
  • 今後Lin4Neuroを使用するにあたり、気になることや、心配なことはありますか?(複数選択可)
  • その他、Lin4Neuroの使用にあたり、気になる点やご要望などありましたらご自由にお書きください。
    • Lin4Neuroと研究仮説が整えば研究ができそうなので、頑張るしかないです。
    • メモリ、GPUの種類などある程度選択肢があると嬉しいです
    • Linuxを使い始めばかりで質問するのにハードルが高く感じるときがあります。
    • GPUの計算能力に興味があるものの、脳画像解析では使用できていません。ハードウェアの選択とソフトウェアのセットアップのハードルの高さであると思いますが、その辺りが解消されるとありがたいです。
    • また仮想環境の手軽さも捨てがたく、複数の環境を使い分けている状況です。
    • 仮想環境というものがよく理解できないので、通常環境で使用できるとありがたいです。
    • FreeSurferのAIを用いていくのにメモリが大量に必要とするとハードウェアがかなり限られてくるように思います 複数のハードウェアを用意するのは簡単ではなくなってくるかもしれませんね
    • 導入に大体どれくらいお金がかかるものなのでしょうか?初歩的な質問で失礼致します。
    • いつも利用しています、とても助かっています。日本のMRI技術の発展を支える重要なお仕事です。
    • VirtualBoxで使う際に、複数画面表示に対応していただけたら嬉しいです。
    • 現在のデスクトップ型のwindows11(intel core i7-13700 コア16、24スレッド,2.10GHz-5.20GHz,32G,)で仮想環境でlin4neuroを扱うとき、作業(今はTBSSを考えていますが)にどれくらい時間がかかるのか、それがlinux実機だと多少緩和されるのか
    • 昔ノートパソコンに入れていたので、性能的な問題で今は使っていません。ただ初心者が最初にLinuxに慣れるという意味では大変ありがたく、非常に感謝しております。一方で研究施設内ですでにクラスタの環境が整っているというところもあり、その場合の使い分けが気になります。
    • Appleシリコンに対応していただけるとありがたいです

Lin4Neuroのハードウェアに関するアンケート

私はこれまで脳画像解析に特化したLinux, Lin4Neuroの開発をしてきました。
WindowsやmacOSの方が気軽に触れられるように仮想環境で使えるようにしてきましたが、
脳画像解析ソフトがGPUを必要としてきたり、Dockerの環境が増えてきたりと、いろいろ変化がある中、
実機にLinuxが入っている環境を充実させる必要があると感じています。

そこでアンケートをさせていただけたらと思います。

このアンケートの結果は後日公開します。匿名で3分程度で終わるアンケートなので、皆様のご意見をお聞かせいただけますでしょうか。
今後の開発の参考にいたします。

どうぞよろしくお願いします。2025年2月末に一度集計したいと思います。

以下のリンクからご協力ください。

(アンケートは終了しました。ご協力いただきありがとうございました)

https://forms.gle/RnH66Zvud6dXHSBW8

Bashのシェルスクリプトのshebang行は #!/usr/bin/env bash の方がいいかもしれない

シェルスクリプトを記載する時、bashで実行されることを意識する際、冒頭のシェバン (shebang) 行に

#!/bin/bash

と記載することが多いです。

Linuxではこれで全く問題ないのですが、近年の macOS の状況を見ていると、これはちょっと考え直した方がいいかなと思ってきました。

簡潔に言うと、

#!/usr/bin/env bash

とするのが汎用性の高い運用になると思います。

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mkdir -p のあまり知られていない機能

mkdir -pmkdir --parents であり、必要に応じて親ディレクトリを作成する便利なオプションです。

しかし、ふと、man を見たらもうひとつの機能があることに気づきました。それは「ディレクトリが存在していてもエラーを返さない」というものです。

私はこれまでいつもスクリプトでディレクトリを作成する際は、

[[ -d some_directory ]] || mkdir some_directory

としていました。

しかし、実は、これは

mkdir -p some_directory

で終わってしまうということですね。

小さなことですが、勉強になったので、備忘録として記録しておきます。