これまで新しいハードディスクを追加する際の tips を書いてきましたが、最初から最後までまとめます。SATA接続のSSDも同様です。
- 新しいデバイスを確認する
fdisk を使って確認できます。
sudo fdisk -l
詳細はこちらに説明があります。
この後は、 /dev/sda が新たなデバイスであると仮定します。
- パーティションの作成
gdisk を使います。
sudo gdisk /dev/sda
この後、タイプするコマンドは
n #新しいパーティションを追加 設定はすべてデフォルトのままでも可
p #パーティションテーブルを確認
w #パーティションテーブルの書き込み
の3つだけです。
詳細は先ほどと同じく、こちらに説明があります。
- ext4 としてフォーマット
mkfs.ext4 を使います。
sudo mkfs.ext4 /dev/sda
- ハードディスクのUUIDを確認
blkid で確認できます。
sudo blkid | grep dev\/sda
ここで表示されるUUIDを後ほど使います。
- マウントポイントの作成
今の場合は /mnt/data1 にマウントするとします。
sudo mkdir /mnt/data1
- /etc/fstab への追加
/etc/fstab に以下の内容を追加します。詳細はここでは説明しませんが、データ用ならば以下の設定でよいのではないかと思われます。
# HDD 2023-04-15 (コメントを記載した方がどのハードディスクかわかります)
UUID=上記で調べたUUID /mnt/data1 ext4 defaults 0 0
- ハードディスクのマウント
mount -a でマウントできます。
sudo mount -a
- オーナーシップの変更
自分だけ使う場合、chown を使ってオーナーを自分にすると使い勝手がいいです。
sudo chown -R $USER:$USER /mnt/data1
これでハードディスクを追加できました。