CONNチュートリアル (20.b対応): ワーキングディレクトリの設定

脳画像解析を行う際には、「ワーキングディレクトリ」を意識することがとても大切になります。なぜならば、ワーキングディレクトリの中に画像データが保存されていくからです。CONNも例外ではありません。

そして、忘れられがちですが、Matlabでまずワーキングディレクトリに移動してからCONNやSPMを起動すると、ファイルの選択などが非常に容易になります。

今は、conn_practice.zip を展開してできた conn_practice をワーキングディレクトリとして設定したいと思います。

私は、ホームディレクトリの下に “img_data” というディレクトリ(フォルダと同義と思ってください)を作成してあり、その下に様々なプロジェクトごとにディレクトリを作成して画像を置くことにしています。今回のデータも同じようにします。LinuxやmacOSでは、ホームディレクトリは、”~” という記号で表すことができますので、今回の私のワーキングディレクトリは、

** ~/img_data/conn_practice **

ということになります。

Windowsの方は、自分のホームディレクトリの下に img_data を作成して、conn_practice を置いたとするならば、

** C:\Users\ユーザ名\img_data\conn_practice **

のようになるかもしれません。

これを決めて準備したら、Matlabを起動し、以下のコマンドでワーキングディレクトリに移動します。

cd ワーキングディレクトリ

私の場合は、~/img_data/conn_practice をワーキングディレクトリにしたいので、

cd ~/img_data/conn_practice

とします。

ここまでしてからCONNを起動すると、その後のファイル選択が簡単になります。

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