CONNチュートリアル 01: インストール

2016年4月にボストンで開催されたCONNのワークショップに参加してきました。

このワークショップに日本人で参加したのは私がはじめてということで、学んだことをこのブログでフィードバックしていきたいと思います。

  • 必要なソフトウェア
  • MatlabおよびSPM8以降が必要です。

  • ダウンロード
  • NITRCからダウンロードします。

    CONNのダウンロードページ

    2017年6月現在の最新バージョンは17.eです。conn17e.zipをダウンロードします。

  • インストール
  • インストールはSPMと同じ要領です。適当なところにダウンロードしたzipファイルを展開し、そのディレクトリをMatlabのパスに追加します。SPMよりも下に置いておいた方がいいと思います。

    Linux環境ですが、私の場合、下図conn000のようになっています。

  • 起動
  • 起動は簡単です。Matlabから

    conn
    

    とタイプするだけです。

    下図の画面が出れば成功です。

  • アップデート
  • CONNのアップデートは簡単です。画面左上の Help -> Update を選択するだけです。アップデートがあれば教えてくれます。

これでCONNのインストールは完了です。

CONNチュートリアル 01: インストール” へのコメント

  1. 早速のお返事ありがとうございます。
    DCMは局所、connでは脳全体というイメージでしょうか。

    SPMのDCMの使用法(ROIの取り方など)について、参考になるサイトなどご存じでしょうか?

      • お返事、ありがとうございます。
        また、connのチュートリアルの続き楽しみにしております。

        • ありがとうございます。
          やることが半端なく多すぎて、CONNチュートリアルはアップできていませんが、
          時間をみてアップします。
          よろしくお願いします。

  2. いつも参考にさせていただいております。
    connについてですが、
    connも、spmのdynamic causal modelingもどちらも局所間の相関を解析するものだと考えて良いでしょうか?

    • DCMは局所間の機能的結合が、どのように影響しあっているか、そして、その結合が時間や何らかの介入でどのように影響されるかを評価する手法と理解しています。下記リンクにもう少し詳しく書いてあります。http://www.med.tohoku.ac.jp/nsgcoe/ja/activity/Paction_activities-true_id-53_index.html

      CONNですが、局所間の相関も解析できますが、グラフ理論を使って脳全体のネットワークについての評価もできます。

      局所間の相関を解析するのは機能の一部と理解するといいのでしょうか…。
      質問に対する答えになっていますでしょうか?

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