VBM8マニュアル 日本語版

VBMをされている方ならばChristian Gaserが開発しているVBM-toolsについて聞き及んだことがあると思います。
彼の許可を得て、このたびVBM8のマニュアルを訳しました。
訳がこなれていないところはありますが、英語を読むのがつらい方には多少はお役に立つかと。
それにしても、この世界にいる方々はみんな親切で協力的です。とてもありがたいことですね。

VBM8日本語マニュアルをダウンロード

*21/Aug/2013 リンク先をChristian Gaserのページに変更しました。
縦断解析の行列のところに修正がかかっています。
修正版をダウンロードしてご使用いただけたらと思います。
ご指摘いただいたM先生ありがとうございました。

VBM8マニュアル 日本語版” へのコメント

  1. お忙しいところ大変失礼いたします.

    現在VBM8を用いて解析を行っているのですが,
    マニュアルに忠実に従えば,spm fmriの方で解析を行うようになっておりますが,
    一方で,やはり先生が訳されたVBMチュートリアルの方では
    spm petから解析を行うようになっております.

    spmとだけ打って出るトップ画面では,
    PET&VBMと書かれていますので,petの方を選ぶのが
    公式には正しいように思いますが,
    VBM8マニュアルにはspecify 2nd-levelを選択する処理が書かれており,
    これはspm fmriの方にしかありません.

    この点について,何かご存知でしたらご教示いただければ幸いです.

    • hk様

      コメントどうもありがとうございます。
      私は、自分では、常にspm → petとしています。
      ただ、実際、中で動いているものは、

      spm -> pet -> Basic models と
      spm -> fmri -> 2nd-level

      は同一のもの(Batch EditorのFactorial Design specification)が立ち上がります。

      なので、どちらを選んでも同一のところに到達しますので自分の好みということになるかと思います。

      ご参考まで。

      • 早速のご回答ありがとうございます.

        重ねての質問で恐縮なのですが,
        念のため確認しておきたいのですが,
        smoothやestimateといった処理についても
        両者(spm petとspm fmri)に特に差は無いのでしょうか?

        大変申し訳ございませんが
        お教えいただければ幸いに存じます.

        • はい、smoothやestimateについては違いがありません。

          fMRIの場合、解析は前処理→1st Level→2nd Levelとなります。
          PETもしくはVBMの場合、1st Levelがないので、前処理→2nd Levelとなります。

          このため、spm(fmri)はメニューに1st Level, 2nd Levelが存在し、
          spm(pet)には、Basic modelとだけ書かれているという理解でいいのではないでしょうか。

          そんなふうに私は理解しています。

          • お手数おかけしまして申し訳ありません.
            非常によくわかりました.
            どうもありがとうございました.

          • hk様

            その後、メールしていただいたことを記載していませんでしたので、記載しておきます。

            SPM-PETとSPM-fMRIで結果が微妙に異なることを確認しました。
            しかし、spm_defaults.mの値を同一にしても、結果が変わることはありませんでした。
            つまり、その他の要因も絡んでいるということになりますね。
            ということで、問題の解決に至っていないです。
            いろいろ調べていますが、まだ答えがわかりません。

            わからないという答えですみませんが、まだわからないのが現状です。
            もしおわかりになったら教えていただけたらと思います。
            よろしくお願いします。

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