CONNチュートリアル (20.b対応): SETUP – Covariates (1st-level)

Covariates (1st-level) をみていきます。ここのCovariatesは個人のfMRI画像に関する情報が入っています。
サンプルデータのSubject 1でみていきます。

まず、realignmentから見ます。

ここに示されているグラフは、SPMのrealignで得られるものと同じです。上から

  • translation (x)
  • translation (y)
  • translation (z)
  • pitch
  • roll
  • yaw

の順番で、どのくらい動きがあったかということを示しています。

次に、QC_timeseriesです。

上のグラフはGlobal SignalのZ値、下のグラフはMotion(mm)を示しています。この2つの値から外れスキャンが同定されます。

最後に scrubbing です。

これは、いくつのスキャンが外れスキャンになったかということを示します。Subject 1の場合はマウスをグラフの近くに持っていくと [145 13] と出ます。145スキャンのうち、13スキャンが外れスキャンとして扱われているということを意味します。scrubbingは、「ゴシゴシこする」というような意味です。ソフトによってはscrubbingでは、この情報を一切使わず、周囲のスキャンから補完するといったことをしますが、調べた限りCONNでは、regress outだけするようです。(ここはまだ完全につめきれていません)

scrubbingは少ないほうがいいスキャンということになります。サンプルデータの場合、Subject 4は、Scrubbingのファイルがありません。QC timeseriesを見ると、全スキャンいい感じになっています。

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