最近のLinuxディストリビューションでは、日本語版をインストールすると、ホームディレクトリ以下のサブディレクトリが日本語で表示されるようになっています。
これは便利なようでいて、シェルを多用する人にはかなり不便だったりします。
Ubuntu, openSUSEで確認しましたが、以下のような方法で英語に戻すことができます。
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
注意しなければいけないこととしては、スーパーユーザーでなく、一般ユーザーとしてこのコマンドをうつ必要があるということです。
また、既にディレクトリの中にファイルがある場合、英語名でのディレクトリは作成されますが、日本語名のディレクトリは残ります。その中のファイルは手動で移動する必要があります。
また、ときにこれが動かないことがあります。
コマンドを打っても何も反応しないのです。
(その理由ははっきりしないのですが…)
そんなときには、以下のコマンドを打ちます。
$ xdg-user-dirs-update --force
このあと、もう一度
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
とすると、設定ダイアログが出て、英語のディレクトリ名に変更することができます。
ピングバック: Ubuntu 18.04 への FreeSurfer 7.2.0 のインストール (debファイルの利用)