Ubuntu 14.04 に parted を利用して 8TBのHDDを増設したときのメモ

Linuxには2TBの壁があり、2TBより大きいHDDを増設しようとすると、少し工夫が必要です。
結論からいうと、partedを使うことで、問題なくいけます。
今回、解析用に8TBのHDDを4台増設しました。

備忘録のためにどうやったか書いておきます。

  1. partedを起動
  2. $ sudo gparted
    (parted) ←プロンプトが変わる
    
  3. 接続したHDDのデバイス名を確認
  4. print allでデバイス一覧を取得できます

    (parted) print all
    モデル: ATA Samsung SSD 850 (scsi)
    ディスク /dev/sda: 2000GB
    セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B
    パーティションテーブル: gpt
    
    番号  開始    終了    サイズ  ファイルシステム  名前  フラグ
     1    1049kB  538MB   537MB   fat32                   boot
     3    538MB   1980GB  1979GB  ext4
     2    1980GB  2000GB  20.4GB
    
    
    エラー: /dev/sdb: ディスクラベルが認識できません。                        
    
    エラー: /dev/sdc: ディスクラベルが認識できません。                        
    
    エラー: /dev/sdd: ディスクラベルが認識できません。                        
    
    エラー: /dev/sde: ディスクラベルが認識できません。                        
    
    (parted)                                
    

    /dev/sdb, sdc, sdd, sdeがそれぞれデバイス名とわかります。

  5. /dev/sdbを指定
  6. まず、最初の/dev/sdbを指定します。

    (parted) select /dev/sdb                                                  
    /dev/sdb を使用
    (parted)       
    
  7. ディスクラベルをGPTとして作成し、8TBのパーティションを作成
  8. GPTとしてディスクラベルを作成し、単位をテラバイトとして指定し、8TBのパーティションを作成します。

    (parted) mklabel gpt
    (parted) unit TB                                                          
    (parted) mkpart primary 0.00TB 8.00TB                                     
    
  9. 確認
  10. 作成したパーティションを確認します。確認できたらquitで終了します。

    (parted) print                                                            
    モデル: ATA HGST HUH728080AL (scsi)
    ディスク /dev/sdc: 8.00TB
    セクタサイズ (論理/物理): 512B/4096B
    パーティションテーブル: gpt
    
    番号  開始    終了    サイズ  ファイルシステム  名前     フラグ
     1    0.00TB  8.00TB  8.00TB                    primary
    
    (parted) quit
    

    パーティションができています。ファイルシステムはこれからです。

  11. ext4ファイルシステムを作成
  12. ファイルシステムを作成します。

    $ sudo mkfs.ext4 /dev/sdc1
    

    こうすると、以下のようなメッセージが出てきます。

    mke2fs 1.42.9 (4-Feb-2014)
    Filesystem label=
    OS type: Linux
    Block size=4096 (log=2)
    Fragment size=4096 (log=2)
    Stride=0 blocks, Stripe width=0 blocks
    244191232 inodes, 1953506304 blocks
    97675315 blocks (5.00%) reserved for the super user
    First data block=0
    Maximum filesystem blocks=4294967296
    59617 block groups
    32768 blocks per group, 32768 fragments per group
    4096 inodes per group
    Superblock backups stored on blocks: 
    	32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208, 
    	4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872, 71663616, 78675968, 
    	102400000, 214990848, 512000000, 550731776, 644972544, 1934917632
    
    Allocating group tables: done                            
    Writing inode tables: done                            
    Creating journal (32768 blocks): done
    Writing superblocks and filesystem accounting information: done       
    
  13. マウントポイントの作成
  14. マウントポイントを作成します。私は、以下のように設定したいと思いました。

    /dev/sdb1 → /mnt/data1
    /dev/sdc1 → /mnt/data2
    /dev/sdd1 → /mnt/data1_backup
    /dev/sde1 → /mnt/data2_backup

    マウントポイントは、mkdirでディレクトリを作成するだけです。/mntの下に作ります。

    $ sudo mkdir /mnt/data{1,2} /mnt/data{1,2}_backup
    
  15. UUIDの取得
  16. /etc/fstabに記載するために、各デバイスのUUIDを取得します。

    $ ls -l /dev/disk/by-uuid
    

    とすると、私の場合は以下のような出力が得られました。

    e6ee2ce1-ddf0-483b-8884-a8c9e2b46e39 -> ../../sdb1
    9d1eba6b-d449-4975-8e0f-25008b445ad5 -> ../../sdc1
    e793b5b0-566b-42fa-a2a6-a68d3e667317 -> ../../sdd1
    9ac494a2-5375-4ccd-afb9-8b8c2236c640 -> ../../sde1
    

    英数字の文字列がUUIDとなります。

  17. /etc/fstab への記載
  18. 最後に、/etc/fstab に記載しておくと、今後自動的にマウントされるようになります。

    $ sudo gedit /etc/fstab
    

    とし、以下を記載していきます。

    UUID=e6ee2ce1-ddf0-483b-8884-a8c9e2b46e39	/mnt/data1	ext4	defaults	0    0
    UUID=9d1eba6b-d449-4975-8e0f-25008b445ad5	/mnt/data2	ext4	defaults	0    0
    UUID=e793b5b0-566b-42fa-a2a6-a68d3e667317	/mnt/data1_backup	ext4	defaults	0    0
    UUID=9ac494a2-5375-4ccd-afb9-8b8c2236c640	/mnt/data2_backup	ext4	defaults	0    0
    

    /etc/fstabの書式はググればたくさん出てきますので要点だけ。簡便な記載は@ITのページがいいかもしれません。

    • 最初にUUID=からに先ほど調べたUUIDを記載
    • 2番目にマウントポイントを記載
    • 3番目にファイルシステムを記載
    • 4番目にオプションを記載
    •       通常は defaults で十分

    • 5番目にダンプするかを記載
    •       ext4ファイルシステムは0でよいとのこと

    • 6番目に起動時にfsckによるチェックをするかを記載
    •       起動ディスクでなければする必要はないので 0 でOK

    ここまで記載したら保存します

  19. システムへのマウント
  20. 次回からは起動時にマウントされますが、今マウントしたい場合は、以下をタイプすればマウントされます。

    $ sudo mount -a
    

    これは /etc/fstab のオプション defaults の設定で、 mount -a のコマンドがきたら該当行をマウントするというオプションが有効になっているからです。

Print Friendly, PDF & Email

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください