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- ダウンロード
Lin4Neuroのisoイメージは こちら から入手できます。
現在は、VirtualBoxで動作する仮想アプライアンスとISOイメージを配布しています。ともに約3GBあります。このため、ダウンロードにはしばらく時間がかかることをご容赦ください。
- Lin4Neuroのセットアップ
Lin4Neuroを使えるようにするにはいくつか方法があります。
- 仮想化ソフトを使う
Lin4NeuroはVirtualbox上で動作させることができます。VirtualBoxのメニュー→仮想アプライアンスのインポートから、ダウンロードしたovaファイルを指定すれば完了です。
ログイン名は”brain”, パスワードは “lin4neuro” となります。 - ブータブルUSBメモリを作成する
Lin4NeuroのisoからブータブルUSBメモリを作成できます。Lin4Neuroは2GBをこえていますので、4GB程度のUSBメモリをご用意下さい。それ以上大きいものを使ってもメリットはあまりありません。
具体的な方法はPDFで公開しています。こちらをご参照ください。近年は、Rufusを使われることが多いようです。
- DVDに焼く
おすすめできないものの、方法のひとつです。 “Imgburn” (Windows) や “cdrecord” (Linux) を使ってISOイメージをDVDに焼きます。このDVDにを用いてPCを起動すれば立ち上がりますが、スピードはDVDドライブの速度によりますので、おすすめできません。ただし、PCによっては、USBメモリからの起動に対応していない場合もありますので、そのような場合にはDVD起動という方法もあることをご存知でいていただけたらと思います。
- 仮想化ソフトを使う
- Lin4Neuroの起動
- DVDやUSBメモリからの起動
PCのメーカによって変わりますが、PCの電源を入れた後に”F12″か”F11″を押してみて下さい。うまくいくと、起動メディアを選択する画面に切り替わります。それができなければ、BIOS画面で起動を指定する必要があります。機種により異なりますので、お使いのPCのマニュアルをご参照下さい。
- 仮想化ソフトからの起動
仮想化ソフトからの起動は簡単です。仮想化ソフトにLin4Neuroをインストールした後、Lin4Neuroを起動させれば、1分以内にLin4Neuroが立ち上がります。
- DVDやUSBメモリからの起動
平素より Lin4Neuro を VMware環境で便利に使わせて頂いています。
現在、Windows と CentOS の dual boot で運用していますが、ここに Lin4Neuro を加えて triple boot で運用することは可能でしょうか?
triple boot でのご経験、情報をお持ちでしたらご教示下さい。
下地先生、ご質問、ありがとうございます。
結論から言うと、全く問題ないです。
ただ、ひとつ気をつけなければいけないのは、どのOSのboot loaderを使うかです。
ハードディスクを3分割し、
A: Windows
B: CentOS
C: Lin4Neuro
としていただくとして、
最後にインストールするのがLin4Neuroだとすると、
デフォルトのままでは、Lin4Neuroが/dev/sdaにGRUBをインストールします。
そうすると、Windows, CentOSをともに認識しますが、Lin4Neuroがデフォルトに来てしまいます。それを気になさらなければ、いいのですが、もし、CentOSのGRUBを使いたい場合には、
・Lin4Neuroをインストールした際に、ブートローダーはインストールせず、インストール後にCentOSからupdate-grubによって、Lin4Neuroを認識させる
・Lin4Neuroをインストールした際に、ブートローダーをインストールして、インストール後にCentOSからupdate-grubによって、CentOSのupdate-grubによって、CentOSのGRUBを使用するようにする
といったことができるかと思います。
ちなみに、私は、現在、Lin4Neuroの開発のために、ひとつのハードディスクを4分割して、
・Debian
・Lin4Neuro日本語版
・Lin4Neuro英語版
・テスト用Lin4Neuro日本語版
の4つをインストールして運用していますが、上記GRUBにさえ気をつけていれば問題なく使えています。
以上、よろしくお願いします。