CONNチュートリアル 14: QA (Quality Assurance)

これは本来は、First-level Analysisをやる前に確認しておくものですが、忘れたので、今、書きます。

first-level Analysisで結果を確認したとき、サンプルデータのSubject 16において、以下のように全く相関がみられないという結果が得られました。

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これはおかしいですね。

改めてSetup -> Covariates 1st levelのところにいってscrubbingの結果を確認すると、
ほとんどすべてが外れ値と判定されていることがわかります。

conn052

ちなみに、次のSubject, Subject 17の結果を見れば本来はこの程度ということがわかります。

conn053

このscrubbingの話は、いつかもう少し詳しくしますが、要するに、頭が大きく動いてしまっているボリュームを検出する機能です。CONNは適切な結果を得るために、scrubbingにひっかかったボリュームは取り除いて解析します。今、Subject 16に関しては、ほとんどすべてが外れ値だったために、時系列の相関を計算するのに十分なボリュームがなくなってしまったわけです。

そこで、改めて、Quality Checkをします。CONNのチュートリアルでは、QCではなく、QAといっていました。Quality Assuranceの略ですね。興味深かったので、そのままにします。

QAのひとつは、Setup – Covariates 1st-levelでscrubiingを見ることでできます。

今、見た所、Subject 1, 2, 16, 19が、かなりの割合で外れ値(外れスキャンというのが適切かもしれません)がありました。

なので、この4つのSubjectは取り除きたいと思います。

普通、このような場合、解析を最初からやらなければいけないのですが、CONNのものすごい親切なところは、Setup – BasicでSubject数を減らすと、取り除くSubjectを聞いてくれるのです。

なので、Setup Basicに戻り、今の20例から4例をひきますので、Number of Subjectsを16に変更します。
そして、Enterを押すと、新しいダイアログが出ます。

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ここで、取り除きたいSubjectを選択します。Ctrlキーを押しながら選択することで、4例を選択します。

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これでOKを押すと、「本当に消してもいいの?回復できないよ」と確認されます。

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これでOKを押すと、しばらく何も起こらないように見えますが、MatlabのWindowを見ると、何やらいろいろコピーしているのが見えます。

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終わりましたら、改めてSetup -> Covariates 1st-levelを見てみましょう。
Subjectが16に減っているのがわかると思います。

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こればかりでは、ありません。Setup -> Covariates 2nd-levelを見てみてください。
なんと、先ほど設定したCovariateで削除した4例分がきちんと削除されているのがわかります。
これはとても便利ですね。

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最後に、first-level Analysisに戻りましょう。
もちろん16例のデータだけで構成されていることがわかります。

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このQAは本来は、Preprocessingの後にすべきことです。上記のようにCovariatesも処理してくれるので、Covariates 2nd-levelを設定した後で、このQAをするといいのかもしれません。

4 thoughts on “CONNチュートリアル 14: QA (Quality Assurance)

  1. いつも、参考にさせていただいております。
    connのアップデートの方法をご教授いただけないでしょうか。
    spm同様、conn_updateとコマンドするのでよろしいでしょうか?

    • connに関しては、コマンドラインでconn_updateとしても、アップデートがあるかどうかの確認しかできません。

      CONNのGUIから、

      Help -> Updates と進んでください。

      今、確認したら、17.aがリリースされたようですね。

      • ありがとうございます。古いバージョンですと2nd analysisでエラーが起こるようで、17.aだと解析できるようです。
        ご教授いただき、ありがとうございました。

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